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遊びまくりタイランド

 ミャンマーから流れ込むクウェー川に沿って大自然の景観が広がるカンチャナブリは、バンコクから北西へ約130kmにあるのどかな街で、森林と美しい丘陵地帯に囲まれた景勝地。また、第二次世界大戦時、日本軍が連合軍捕虜の強制労働によって完成させた泰緬鉄道の拠点となった街でもある。デビッド・リーン監督が1957年に製作したアカデミー賞受賞映画『戦場にかける橋』で一躍有名になった。また、周辺には豊かな自然が残され、バンブーラフティングやエレファントライドなどトレッキングも盛んに行なわれている。
 カンチャナブリは、イギリスのデビッド・リーン監督が1957年に製作したアカデミー賞受賞映画『戦場にかける橋』で有名になり、影響している。この長編映画は、フランスの作家ピエール・プールの小説『戦場にかける橋』を元に作るられている。映画は、主人公ニコルソン大佐(名優アレック・ギネス)の完璧な橋を架ける事への執念を中心に展開のストーリー。この街を拠点としてインド方面へ戦線を拡大しようとする日本軍と、それを阻止しようとする連合軍は当時、全長250mのクウェー川鉄橋を巡って、お互いの運命をかけた死闘を繰り返した。

 泰緬鉄道に乗車し、カンチャナブリ駅を出発すると直ぐにクウェー川鉄橋を渡る。大勢の人が鉄橋の上を歩いている為、鉄道も警笛を鳴らしながらの徐行運転。鉄路は川沿いを更に山中深くへ入っていく。沿線の緑も濃厚になり、いかにも熱帯の密林といった雰囲気。カンチャナブリから約50km、やがて見えてくるのが泰緬鉄道建設工事の難所のひとつアルヒル桟道橋。渓谷沿いの断崖、へばりつくように架けられた全長300mの高架橋を列車は渡る。アルヒル桟道橋を過ぎてしばらくすると終着のナムトック駅に到着。ここで泰緬鉄道乗車の旅が終わる。    カンチャナブリ駅の隣駅のクウェー川鉄橋駅で鉄道を降りれば、カンチャナブリ最大の見どころである橋『クウェー川鉄橋』が目の前に見える。第二次世界大戦中、日本軍はインド侵攻作戦における軍需物資補給経路を確保する為、1943年にタイとミャンマーを結ぶ泰緬鉄道を建設した。建設の最大の難問は橋の工事を含め、険しい地形への対応だった。日本軍は、多数の労働者を投入し、難局を打開しようと連合軍捕虜、タイ人、ミャンマー人などの現地住民を強制的に工事にかり出した。戦争中に完成した当時の木造の橋は連合軍の空襲により破壊され、現在の鉄の橋は戦後になって架け替えられたもの。現在は、カンチャナブリ駅からナムトック駅間の77kmが運行されている。

 この名称は、鉄橋建設に関与した主な国家(日本、イギリス、オーストラリア、アメリカ、タイ、オランダ)の頭文字を取ってつけられた。博物館の外観は竹を使った3棟の小屋が当時の捕虜収容所の雰囲気を醸し出している。小屋の内部に展示されている遺品には、捕虜が収容所生活の状況をまざまざと描いた絵画や捕虜が書いた手紙もあり、鉄道建設での犠牲を物語る。泰緬鉄道建設の過酷極まりない状況下に置かれていた地で命を落とした1万2000人の連合軍捕虜及び10万のアジア人労働者に対する忘れがたい記念博物館となっている。    この広大な墓地は、カンチャナブリの中心街と有名な鉄橋を結ぶ中ほどにあり、泰緬鉄道敷設工事中に亡くなった7000人もの連合軍戦争捕虜(主にイギリスとオーストラリア人)が葬られている。墓地内は手入れが行き届き、一面緑の芝生の中に、随所に美しい花が咲き乱れている様子は平和そのもの。しかし、その中に整然と並ぶ墓石に目をやると、その数の多さに暗然とする。現在は、献身的な庭師の一団が、英国連邦戦没者墓地委員会の援助を受け、この墓地を綺麗に維持管理している。

 
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